治療方針

当院では柔らかく深く届く手技を中心に治療を行います。気持ちよさと症状の軽減を両立させ、患者様は施術後に疲れることなく、すっきりとした表情と笑顔で帰っていただきたいと思います。さらに、干渉波（身体の深部に届く電気治療）・超音波（細かな振動で深部をマッサージ）、トルマリンホットパック（温めたトルマリン石の粒）などを効果的に使い、手技で高めた治癒力を相乗効果でもっと強くし回復を早めます。

手技の特徴

当院の手技は患者様の体への負担ができるだけ少ない施術で、症状を軽減させることを目指します。

• 鋭さを感じない、柔らかいタッチですが、圧は弱くありません。
• 鋭さを感じないので、筋肉、腱、靭帯、関節包などの深部に無理なくアプローチできます。
• 無理なく深部にアプローチできるので、状態に合わせて刺激の調整が出来ます。
• 無理がないので、患者さんへの負担が少なく、施術後に疲れません。
• 無理がないので、心地よい刺激となり、心と体のリラックス効果と、ストレス軽減、疲労回復も期待できる。
• 鋭く痛みを感じる施術を好まれる方には向かないと思います。
• ボキボキさせる強力な骨格矯正は行っておりません。筋肉から骨格を整えます。

キネシオテープ・湿布(テープ剤)

日常生活で安静が難しく必要と判断した場合にキネシオテープを施します。
テーピングは以下の1～5の効果が期待できます。

• 関節の可動域を制限し負傷部の負担を減らします。
• 筋膜が調整され筋肉の機能不全を正常化します。
• テープの伸縮性によって皮膚や筋肉を持続的に刺激し、痛みを減少させます。
• 皮膚と筋肉間に隙間ができ、血液や組織液の流れをよくすることで障害部の圧迫が消え、痛みと違和感をなくします。
• 筋肉を調整している神経の乱れを戻し、機能を回復させます。

受傷部の炎症や痛みが強い場合は、フェルビナク配合の消炎鎮痛テープ剤を利用し、早急な痛みの軽減につとめます

物理療法について

症状に応じて物理療法を選択し、治療効果を高めます。

干渉波治療器
干渉療法は皮膚抵抗を無視できる程度の2種の中周波(約4KHz)を生体で交差させ、組織内で周波数の低い刺激電流を発振させる治療法です。この刺激電流は不快感なしに筋の収縮を起こさせ、また筋の収縮を起こさずに知覚神経を刺激することができます。治療電流(0～100Hz)を体内で発生し、まったく安全に深部の病変にアプローチできるので、子供や高齢者にも有効な電流強度を供給できます。
超音波治療器
超音波療法は周波数0.8～1Mzの高振動波である超音波を用いる手法です。生理学的作用は機械的振動作用・温熱的作用・化学的作用があり、特に機械的振動作用は機械的ミクロマッサージ作用によって腱や瘢痕組織、関節拘縮、線維化を起こしている筋など短縮した組織の伸張性に著しい効果があります。 鎮痛・鎮静効果、非細菌性の炎症反応の抑制、代謝活動を活発にします。
トルマリン・ホットパック
熱刺激を知覚させず、緩やかな暖かさを与えると、鎮痛・鎮静効果があり、筋の痙縮や硬直を一時的に緩和させます。局所的に加熱しても、熱伝導により脈管拡張はその部位だけでなく体全体に影響を与え、毛細血管を通らず動静脈吻合の開いた部分を通って拡散伝導するため、皮膚内にある太い静脈血管路の拡張現象が起き、酸素、栄養分、抗体、白血球などの皮膚組織に対する補給量が増加します。